社会的場面における人々の行動に関心があります。特に、人々が集団内で資源や負担を分け合うとき、どのような分け方を公平だと見なし、実際にはどのように分けるのかについて、実験等を通じて検討しています。
東京大学大学院 人文社会系研究科 博士後期課程修了
東京大学大学院 人文社会系研究科 修士課程修了
一橋大学 商学部 経営学科 卒業
論文・書籍
論文
Tham, Y. J., Kobayashi, E., and Okamoto, S. (in press). The importance of examining both the amount and balance of social support: A study on the relationship between social support and subjective well-being of older Japanese adults. Journal of Community & Applied Social Psychology.
Tham, Y. J., Hashimoto, T., & Karasawa, K. (2022). Underlying dimensions of benefit and risk perception and their effects on people’s acceptance of conditionally/fully automated vehicles. Transportation, 49(6), 1715-1736. https://doi.org/10.1007/s11116-021-10225-0
大橋 恵・ターン 有加里ジェシカ・藤後 悦子・井梅 由美子 (2022). 地域スポーツでの母親のボランティア継続意図――ハラスメントと公正感受性の影響――. 心理学研究, 93(1), 10-20. https://doi.org/10.4992/jjpsy.93.20038.
Tham, Y. J., Hashimoto, T., & Karasawa, K. (2022). Social rewards in the volunteer’s dilemma in everyday life. Asian Journal of Social Psychology, 25,117-125. https://doi.org/10.1111/ajsp.12472
Tham, Y. J., Hashimoto, T., & Karasawa, K. (2022). Who incurs a cost for their group and when? The effects of dispositional and situational factors regarding equality in the volunteer’s dilemma. Personality and Individual Differences, 185, 111236. https://doi.org/10.1016/j.paid.2021.111236
清水 佑輔・ターン 有加里ジェシカ・橋本 剛明・唐沢 かおり (2022). 象徴的障害者偏見尺度日本語版 (SAS-J) の作成. 心理学研究, 92(6), 532-542. https://doi.org/10.4992/jjpsy.92.20208
Tham, Y. J., Hashimoto, T., & Karasawa, K. (2021). The effect of impression formation on rejection in the ultimatum game. Letters on Evolutionary Behavioral Science, 12(1), 12–17. https://doi.org/10.5178/lebs.2021.83
Tham, Y. J., Hashimoto, T., & Karasawa, K. (2019). The positive and negative effects of justice sensitivity and justice-related emotions in the volunteer’s dilemma. Personality and Individual Differences, 151, 109501. https://doi.org/10.1016/j.paid.2019.07.011
ターン 有加里ジェシカ・橋本 剛明・シュミット マンフレッド・唐沢 かおり (2019). 公正感受性尺度日本語版 (JSI-J) の作成. 心理学研究, 90(5), 503–512. https://doi.org/10.4992/jjpsy.90.18234
ターン 有加里ジェシカ・村田 光二・唐沢 かおり (2018). 犯罪者の子どもと連合的スティグマ ――遺伝的本質主義 の観点から――. 人間環境学研究, 16(2), 77–82. https://doi.org/10.4189/shes.16.77
翻訳
その他
ターン 有加里ジェシカ (2024). 2023年度優秀学会発表賞<ロング・スピーチ部門>受賞コメント. 日本グルダイ学会会報64号. https://www.groupdynamics.gr.jp/documents/bulletin/backnumber/news64.pdf
ターン 有加里ジェシカ (2022). 「第12回日本学術振興会育志賞」受賞コメント. 日本社会心理学会会報229号. https://www.socialpsychology.jp/wp-content/uploads/kaiho229.pdf
ターン 有加里ジェシカ (2021). 2021年度優秀学会発表賞<English Session部門>受賞コメント. 日本グルダイ学会会報60号. http://groupdynamics.gr.jp/documents/bulletin/backnumber/news60.pdf
ターン 有加里ジェシカ (2021). 第62回日本社会心理学会大会参加記. 日本社会心理学会会報228号. https://www.socialpsychology.jp/wp-content/uploads/kaiho228.pdf
ターン 有加里ジェシカ (2020). Society for Personality and Social Psychology (SPSP) 2020年大会@ニューオーリンズ 参加記. 日本社会心理学会会報222号. https://www.socialpsychology.jp/wp-content/uploads/kaiho222.pdf
学会発表
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2024年2月). Do people perceive paternalistic rules as more effective for others than for themselves? Society for Personality and Social Psychology 2024年大会 Web発表 (Research Spotlight). アメリカ合衆国 サンディエゴ.
ターン有加里ジェシカ・大坪庸介・橋本剛明・唐沢かおり (2023年9月). 能力差のある集団内でのタスク分担:ボランティアのジレンマを用いた検討. 日本グループ・ダイナミックス学会 第69回大会 ロングスピーチ発表 (L1-1). 高知. *優秀学会発表賞受賞
ターン有加里ジェシカ・大坪庸介・唐沢かおり (2023年9月). 誰かが担わなければいけない仕事を誰がいつ担うのか:ボランティアのジレンマでの意思決定に関する計算論モデリング. 日本心理学会 第87回大会 ポスター発表 (2D-011-PC). 兵庫. *優秀発表賞受賞
ターン有加里ジェシカ・大坪庸介・唐沢かおり (2023年2月). Getting rid of anonymity increases efficient provision of a public good in a volunteer’s dilemma. Society for Personality and Social Psychology 2023年大会 Web発表 (Research Spotlight). アメリカ合衆国 アトランタ.
ターン有加里ジェシカ・小林江里香・岡本翔平 (2022年9月). ソーシャルサポートの量とバランスが日本人高齢者の主観的ウェルビーイングに与える影響. 日本心理学会 第86回大会 ポスター発表 (1EV-083-PR). 東京. *優秀発表賞受賞
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2022年2月). Why do people prefer net-benefit equality but cannot achieve it in the asymmetric volunteer’s dilemma? Society for Personality and Social Psychology 2022年大会 ポスター発表 (69425). オンライン開催.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2021年9月). How much should and does the “strongest” member incur a cost for the group in an asymmetric volunteer’s dilemma? 日本グループ・ダイナミックス学会 第67回大会 English Session発表 (E1-1). オンライン開催. *優秀学会発表賞受賞
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2021年9月). 相手のネガティブな印象の確実さが不公平な分配を拒否する動機に与える影響:繰り返しの最後通牒ゲームを用いた検討. 日本心理学会 第85回大会 ポスター発表 (P-03). オンライン開催.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2021年8月). 集団内の仕事分担の理想と現実:非対称ボランティアのジレンマゲームを用いた検討. 日本社会心理学会 第62回大会 Web発表 (1401). オンライン開催.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2021年7月). People prefer equality in asymmetric volunteer’s dilemmas. Asian Association of Social Psychology 第14回大会 ポスター発表 (65). オンライン開催.
ターン有加里ジェシカ (2021年3月). ボランティアのジレンマゲームにおけるコスト分担の理想と実際. Society for Tokyo Young Psychologists 第11回大会 ポスター発表 (011-26). オンライン開催.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2021年2月). Who incurs a cost for their group and when? The effect of justice sensitivity and previous interactions with other members on people’s behavior in a volunteer’s dilemma. Society for Personality and Social Psychology 2021年大会 ポスター発表 (55046). オンライン開催.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2020年12月). スキルを必要としない協力行動は女性が行う傾向にあるのか?コストリー・シグナリング理論に基づいた検討. 日本人間行動進化学会 第13回大会 個別研究発表 (P-23). オンライン開催.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2020年11月). 日常的なボランティアのジレンマ状況における対人認知. 日本社会心理学会 第61回大会 Web発表 (503). オンライン開催.
清水佑輔・ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2020年11月). 日本における障害者への象徴的偏見を測定する尺度の開発. 日本社会心理学会 第61回大会 Web発表 (504). オンライン開催.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2020年9月). 自動運転車に対する受容の規定因の検討. 日本心理学会 第84回大会 ポスター発表 (PQ-009). オンライン開催.
橋本剛明・ターン有加里ジェシカ・唐沢かおり・田井光春 (2020年9月). 「データ駆動型社会」に対する人々の態度構造. 日本心理学会 第84回大会 ポスター発表 (PQ-003). オンライン開催.
大橋恵・ターン有加里ジェシカ・藤後悦子・井梅由美子 (2020年9月). 母親が小学生の地域スポーツにおけるチームサポートを継続する要因. 日本心理学会 第84回大会 ポスター発表 (PC-030). オンライン開催. *優秀発表賞受賞
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2020年2月). How people evaluate volunteers and shirkers in the volunteer’s dilemma? The effect of perceived cost of volunteering. Society for Personality and Social Psychology 2020年大会 ポスター発表 (F-143). アメリカ合衆国 ニューオーリンズ.
ターン有加里ジェシカ (2019年11月). Rejecting an unfair offer allows you to gain self/other-focused material/social rewards: An integrative framework of motivation for rejecting unfair offers in ultimatum games. 第23回実験社会科学カンファレンス ポスター発表 (P8). 東京.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2019年11月). ボランティアのジレンマにおける公正感受性の正の影響と負の影響 「誰かがやらなければいけない」状況での行動意思の個人差. 日本社会心理学会 第60回大会 口頭発表 (O1801). 東京.
ターン有加里ジェシカ・村田光二・唐沢かおり (2019年9月). 血縁関係に対する潜在的態度と顕在的態度. 日本認知科学会 第36回大会 口頭発表 (OS02-3). 静岡.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2019年7月). “Take one for the team!” The positive and negative effects of justice sensitivity in a volunteer’s dilemma in workplace scenarios. Asian Association of Social Psychology 第13回大会 ポスター発表 (Day2 #45). 台湾 台北.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・白岩祐子・唐沢かおり (2019年3月). Who “volunteers”? The effect of justice sensitivity in a volunteer’s dilemma at a university dorm. International Academic Forum 第9回 Asian Conference on Psychology and the Behavioral Sciences 口頭発表 (45973). 東京.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・Manfred Schmitt・唐沢かおり (2019年3月). Development of a Japanese version of the Justice Sensitivity Inventory (JSI-J). International Academic Forum 第9回 Asian Conference on Psychology and the Behavioral Sciences ポスター発表 (45464). 東京.
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり (2019年2月). Egoistic motives of concerning injustice for others: Justice sensitivity and self-consciousness. Society for Personality and Social Psychology 2019年大会 ポスター発表 (A-142). アメリカ合衆国 ポートランド.
ターン有加里ジェシカ・村田光二・唐沢かおり(2018年8月). 犯罪者の子どもと連合的スティグマ―遺伝的本質主義の観点から―. 日本社会心理学会 第59回大会 ポスター発表 (P11-28). 大阪.
賞・助成
賞
ターン有加里ジェシカ・大坪庸介・唐沢かおり. 日本心理学会 第87回大会優秀発表賞 受賞 (2023年9月)
ターン有加里ジェシカ・大坪庸介・橋本剛明・唐沢かおり. 日本グループ・ダイナミックス学会 第69回大会 (ロング・スピーチ) 優秀学会発表賞 受賞 (2023年10月)
ターン有加里ジェシカ. 住友生命 第16回スミセイ女性研究者奨励賞 受賞 (2023年2月)
ターン有加里ジェシカ・小林江里香・岡本翔平. 日本心理学会 第86回大会優秀発表賞 受賞 (2022年9月)
ターン有加里ジェシカ. 日本学術振興会 第12回育志賞 受賞 (2022年1月)
ターン有加里ジェシカ・橋本剛明・唐沢かおり. 日本グループ・ダイナミックス学会 第67回大会 (English Session) 優秀学会発表賞 受賞 (2021年9月)
大橋恵・ターン有加里ジェシカ・藤後悦子・井梅由美子. 日本心理学会 第84回大会優秀発表賞 受賞 (2020年9月)
ターン有加里ジェシカ. 日本社会心理学会 2018年度 若手研究者奨励賞 受賞 (2018年12月)
助成
ターン有加里ジェシカ. 野村財団 2024年度 研究助成 採用 (2024年4月 - 2026年3月)
ターン有加里ジェシカ. 科学技術融合振興財団 2023年度 調査研究助成 採用 (2024年2月 - 2026年3月)
ターン有加里ジェシカ. 日本学術振興会 特別研究員奨励費 (2022年4月 - 2024年3月)
ターン有加里ジェシカ. Society for Personality and Social Psychology Graduate Travel Award 2022 採用 (2022年2月)
ターン有加里ジェシカ. Society for Personality and Social Psychology International Registration Award 2021 採用 (2021年2月)
ターン有加里ジェシカ. 日本学術振興会 特別研究員奨励費 (2020年4月 - 2023年3月)
ターン有加里ジェシカ. 日本学生支援機構 第一種奨学金 特に優れた業績による返還免除 (全額免除) 採用 (2020年4月)
ターン有加里ジェシカ. 科学技術融合振興財団 2019年度 調査研究補助金 採用 (2019年12月)
ターン有加里ジェシカ. Asian Association of Social Psychology Summer School Research Grant 2019 採用 (2019年12月)
ターン有加里ジェシカ. 日本心理学会若手の会 第83回大会参加・発表のための旅費支援制度 採用 (2019年9月)
ターン有加里ジェシカ. Asian Association of Social Psychology Travel Grant for Summer School 2019 採用 (2019年7月)
ターン有加里ジェシカ. 日本社会心理学会 2019年度 大学院生・若手研究者海外学会発表支援制度 採用 (2019年7月)
ターン有加里ジェシカ. 日本心理学会 2019年度 国際会議等参加旅費補助金制度 採用 (2019年7月)
ターン有加里ジェシカ. International Academic Forum Scholarship 2019 採用 (2019年3月)
ターン有加里ジェシカ. 日本グループ・ダイナミックス学会 2018年度 国際学会発表支援制度 採用 (2018年10月)
ターン有加里ジェシカ. 日本学生支援機構 2016年度前期 官民協働海外留学支援制度 採用 (2016年9月 - 2017年6月)
ターン有加里ジェシカ. 如水会 2016年度 海外留学奨学金制度 採用 (2016年9月 - 2017年5月)